田舎。

 

生まれてから高校卒業までの18年間、クソが何個ついても足りないようなド田舎に住んでいた。

それはもう、クソまみれだ。

 

「何があるの?」と聞かれると、迷わず「土地」と答えてしまうぐらい何もないような所で、近くにコンビニが1件あるだけで他に店がほとんど存在していない所だった。

 

小学生の頃の遊びといえば缶蹴りとサッカーという、とてもじゃないけど平成生まれとは思えない遊びをしていて、徐々に外で遊ぶのと他人と関わるのが面倒に感じて来た自分は家の中でひたすら漫画を読むかゲームをしていた。

 

毎日親切に家に来て遊びに誘ってくれてた友達も次第に来なくなった。今考えるとそれがあったから今も友達が少ないのかもしれない。ノリ悪かったし。

 

田舎だから中学も高校もほとんど同じメンバーで上がっていく。よって中学デビュー高校デビューなんてものは全く出来ない。ひたすらそれまでのキャラを押し通すしかない。

 

大人子供関係なく、田舎の人たちは人と人との繋がりが異常に強い。ネットワークがしっかり出来ているというか、個人が弱いというか、とにかく何かあるとすぐそれが噂になって伝わってくる。

 

たとえば、同じ学校の誰かの親戚が亡くなったとか。元々この町に住んでいた誰々が今はどこに行ってどんな仕事をしてるとか。余裕で伝わってくる。

 

田舎といえば人が温かくて優しいというイメージがあるかもしれない。それは確かにそうなんだけど、それが行き過ぎて他人にガンガン干渉してくる人が多い気がする。お節介も行くとこまで行くとそこそこ迷惑だ。

 

そんなこともあって他人に干渉されることを嫌い、他人に対して冷めた目で見る癖がいつからかつくようになった。それは自分に対しても例外じゃなくて、自意識が異常に強くなり何をするにも人目が気になるようになっていた。

 

人と関わることが他の人達と比べて少なく距離感のつめ方とかも滅茶苦茶になっていて、面白いと思って冗談のつもりで言った言葉で人を本気で怒らせることとかもしょっちゅうあった。今でもよくある。たぶん表情と口調が冗談っぽくないんだろうと思う。

 

環境のせいにするのは良くないけど、ここじゃない方が良かったかもしれないと思ったことは何度もある。

 

意思が弱い人間×田舎の組み合わせは本当に相性が悪くて、自分を変えられる勇気も無いくせにここじゃなかったらどうにかなってたとか頭の悪いことを言い出す。そんな奴はどこに行ってもどうにもならないというのに。

 

都会の人が冷たい。田舎の人が温かい。と言われがちななか、田舎の冷たい人になってしまった自分はどうすればいいだろうか、、。

 

 

 

分かるまでゲームしよ…